今回で8回目を迎えた経済学部主催による附属4校による入学前教育発表会が、今年も3月12日に多摩キャンパス経済学部の教室において開催されました。
4つのカテゴリーに対し、4校でそれぞれ10チームずつ参加しますので、計40チームが課題に対して取り組み、それを皆の前で発表します。審査は、経済学部の先生とアシスタントとしてその先生のゼミ生が行います。
本校からは2チーム×4分野の計8チーム(1チーム5~6名)が参加し、5チーム(3チームが優秀賞、2チームが準優秀賞)が入賞しました。
今回も、一足先に経済学部への入学が決まる利点を活かして、1月下旬のキックオフガイダンスから探究を進め、大学生の方からのファシリテート(本校卒業生も学校にかけつけてくれました)を受けながら発表に至りました。
当初は、入学が決まりゆっくりしたいのに、課題探究を「やらされて」いる様子でしたが、チーム内で互いに議論をし、高校教員からのダメ出しを受けるうちにテーマの深堀りが面白くなったようでした。一週間前のリハーサルでは不安しかなかったチームが優秀賞をとったこともその証左かと考えています。
発表後の成績発表では、入賞に漏れたチームから悔しさも伝わってきましたが、それは入学後の演習~ゼミ活動につながるものと考えています。
このような発表会は、まさに附属高校の特権であり、今後も継続される予定です。