9月19日(木)、今年も中央大学多摩キャンパス最大の第一体育館において体育祭を開催しました。
コロナ禍以来、昨年まで学年ごとに昼食をとっていたため、他学年の全員リレーを応援できない状況が続いていましたが、今年はまさに「全員」で全員リレーを応援したいとのことで5年ぶりに大声援が復活しました。
学年種目は、1年生は長く続いていた「大縄跳び」から「三人四脚」へ、2年生は馬からペットボトルを倒す「ローハイド」から「蛇皮」に戻り、3年生は不動の「矢切の渡し」で盛り上がりました。
そこで昼休憩です。幸い天気も良く、体育館のロビーの他に外に出てピクニック気分でクラスメイトとお弁当を食べていました。
午後は、ひと夏をかけた応援団(ダンスパフォーマンス)です。縦割りのA組連合=赤団、B組連合=白団、C組連合=青団、D組連合=黄団で競い合い、今年の優勝は赤団が勝ち取りました。しかし、どの団も工夫を凝らした演技であり、優劣つけがたいものがありました。
そして、普段大人しい感じのする中大高生の本性は実はアグレッシブと思わせる騎馬戦です。男女問わず白熱の戦いが繰り広げられました。
最後を飾るのは、選抜リレーです。こちらも縦割りで、今年は1、2年生が各クラス男女2名ずつ、3年生は男女4名の8名、各団計16名での競争でした。いずれも「足」に覚えのある生徒たちですので、抜きつ抜かれつの非常に競ったスリリングな展開となりました。
総合優勝は、青団であり、閉会式の表彰では歓喜の声をあげていました。
今年から、本格的に運営・審判は生徒主体となり、体育祭実行委員にかかる負担は大きいものでした。しかし、大きなトラブル、アクシデントや怪我もなく、予定よりも30分以上早く終了し、実行委員の段取りの良さ、素晴らしい仕事ぶりが見られましたが、閉会の挨拶で立った実行委員長からはここまでの苦労が思い出されて感極まり涙を流していました。しかし、きっとこの経験は得難いものになることでしょう。
これで本校の二大行事(文化祭・体育祭)が終わり、勉強の季節へと進んでいきます。