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附属4校英語スピーチコンテストが開催されました

共通テスト初日の1月13日に第16回中央大学附属4校英語スピーチコンテストが文京区茗荷谷にある中央大学法学部1W01教室にて行われました。これまで主催担当校の施設を使用して開催されてきたのですが、今年度は法学部に特別に配慮していただき、真新しいキャンパス内の施設が使用できることになりました。茗荷谷の駅からほど近い法学部校舎はその作り自体も立派なものですが、かつては東京教育大学(現筑波大学)が存在した場所の間近にあり、近隣にはお茶の水女子大等もあるなど、文教の薫り高い落ち着いた界隈にあります。建物内部のつくりもモダンな趣が施されており、構内の至る所に、読書によし、息抜きにまた良しのベンチやスツールが配置されていて、学生たちは思い思いに充実した時間を過ごしている様子でした。

14時ちょうどに今回司会をお願いした中大高校の放課後英会話教室の生徒によるアナウンスに紹介されて、今回の主催校である中大高校の高倉樹校長の開催の挨拶を掛け声に、いよいよコンテストが始まりました。例年、参加生徒の技量は明らかに向上しており、今回も下級生の発表者でも全く臆することなく、堂々と自分の思いを英語で熱を込めて訴えていました。前半の6人が終わったところで小休止を入れ、それから後半の6人が始まりました。英語表現・発音そのものも立派なものでしたが、その語り口調に調和した自然なジェスチャーなど、どの発表者も独自の観点から、力のこもった熱い訴えを展開していました。英語で話すことで満足するのではなく、内容の伴った意見を高校生らしい新鮮な切り口で語っていて、どれも聞きごたえのあるものでした。話題も多岐にわたり、親類との思い出やペットとの触れ合いから海外や被爆地での体験、友人との触れ合いの中で自信を確立していく過程など様々な体験や考えを述べながら、どの発表者も聞き手に対して前向きに生きることを訴える共通点があり、そのすがすがしい姿は高校生ならではのものでした。高校生の発表の後に、中学生によりレシテーション課題文の発表を間に挟み、いよいよ表彰者の発表です。大学の各学部から来ていただいた審査員のネイティヴの先生方も、力作・力演ぞろいに迷いながらの判定となりましたが、最優秀賞を中大附属の1年生、「内容・構成部門」は中大高の2年生、「英語・表現部門」は中大横浜の2年生、「発音・アピール部門」は中大横浜の2年生が受賞しました。審査員の先生のコメントの端々に迷いながらの判定であったことがにじみ出ていました。最後に、毎回後援をいただいている南甲倶楽部白門附属高校会の井上様から講評をいただき、次回主催校の中大杉並高校校長高橋宏明先生より閉会の辞をいただいて散会となりました。

『自分を育てる、世界を拓く。』

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