お知らせ

　こんにちは。今年度も法学部法律学科内部進学予定者を対象とした特別講座において模擬裁判が行われました。裁判員裁判の導入により、市民の司法参加が進められている今日、裁判とはなにかを感じ取って欲しいという思いから始まった本講座も10回目となります。
　現役の弁護士である本校卒業生による事前講義、東京地裁への傍聴といった体験を踏まえ、自分達で事件を想定し、裁判官、裁判員、検察、弁護人、証人、被告人をそれぞれ配役し、シナリオの作成を行います。講座内では起訴状を作成したり、公判前整理手続きを行ったりと実際の裁判さながらの手続きを経て本番に臨みました。
　本番当日には、中央大学法科大学院の模擬法廷をお借りし、裁判官役の生徒は法服を身にまとい、これまで準備を進めてきた成果を出し切りました。また、現役の検察官でもあり、法科大学院特任教授である中川先生にも同席頂きました。中川先生からは、実際の実務的な見地から講評を頂き、リーガルマインドの大切さを教えて頂きました。
　４月から法律学を学ぶ生徒たちにとっては大変充実した時間となったようです。